UCHITERASUのブログ

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女性のキャリアと子育て

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女性も働く時代?

日本では現在共働きの家族・夫婦の割合が増大しつつあると言われています。理由は様々、金銭面で夫婦が共働きせざるを得ない場合もありますが、それとは別に、“女性が働くことに対する社会の認識の変化”があります。
私たちの親の世代は少し違ったのではないでしょうか?私の母は専業主婦だったので、私の描く女性(母親像)は、結婚、そして子供ができたら育児、家事を全般にし、夫の仕事を支えるというイメージでした。
一方で今の世代は、女性が働きやすい環境になってきました。男性が外で働き、女性が家事、育児をやるといった性別役割分担意識が薄らぎ、女性も働くという文化が浸透してきた事。男性が育児に関わるといった意識が浸透してきている点を見ても、女性と男性の役割分担が親の世代とは変わってきたとも言えます。
それと同時に女性は結婚、育児等といった理由で男性よりもキャリア選択に影響が出やすいといった面も挙げられます。
“子供を産んでも働き続けたい”という女性の意見、考えを私の友人から聞いた話や私自身の経験を元に以下に綴っていこうと思います。


友人のある一言

これは私がカナダに住む友人と話をしていた時に印象的だった一言です。友人は一児の母で現在は育児を全般にしています。“育児はとても楽しいし、子供の近くにいつもいれるのは嬉しい。しかし、外で働く事はオン、オフの切り替えがあるし、達成する目標、やりがいが育児とは違う”という事でした。
その友人の一言で考えさせられる事が多くありました。女性にとって働く(キャリア)とは何なのか?
私自身結婚して2年になりますが、まだ子供はいません。しかし旦那と将来の計画を立てる際にいつも気にかかっていたのが、“子供を持ったら私のキャリアはどうなるのか?”という事でした。
特に、働くという事に対して意志を強く持っていたので、子供を持った後の私の生活がどう自分のキャリアに影響を与えるのかがいつも不安でした。
いくら“女性が働きやすい環境の時代”とはいえ、結婚し、子供を持つ過程を経る中で働き続けたい意志とは別に育児等の両立などを考え、自分のキャリアを諦めざる負えない女性達も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
私は、“女性の働き続けたい”という意志が傾聴され、尊重されるべきものだと思います。女性は母親として家で担う役割も大きいと思いますが、働く事で得られる“社会に貢献している”というやりがいを持つことも大切だと思うからです。

夫婦での話し合い

中には家で育児に専念したいという方もいらっしゃいますし、それは本当に本人の“何がしたいのか”によるものだと思います。
私の場合、子供を持った後にも働き続きたいという意志があったのにも関わらず、その想いを主人に打ち明けるのに大分時間がかかりました。
どこか心の中で母親としてこうあるべきだという殻に閉じこもり、自分が本当にやりたいという事に対する思いがないがしろになっていた時期がありました。また現実面で、幼稚園、保育園に送る事を考えたら、自分が家にいたほうが良いのではと思う時期がありました。
しかし結婚生活2年目にしてようやく自分が子育て、そして働く(キャリア)二つとも両立したいという意志を主人に伝えることができました。
その理由の一つとして私の主人が私の働きたいという意志を尊重してくれた事にあります。幼稚園、保育園などの出費が気になると伝えても、主人は“私が何をしたいのか”という気持ちを傾聴してくれました。
主人の理解もあってから、自分の本当にやりたいこと(=私にとっては外で働く事)がないがしろになったまま子育てをするのは自分にとっても子供にとっても良くないことだと気付きました。
友人が言っていた一言の様に、外で働く事には育児とはまた違うやりがい、達成感があるという事、可能であれば、どちらか一つに絞るのではなく夫婦の話し合い、協力の元で、二つ同時にやっていけるのが良いと思いました。

終わりに

女性は結婚、子育てといった事でキャリアの選択に制限が男性より多いかもしれません。しかし旦那さんの協力、理解を得ることで子育て後でも自分のやりたいこと、仕事、などを継続していける環境ができたら良いなと思います。
参考資料:https://www.clarity.tokyo/articles/workstyle/00195