今だからこそ伝えたい『愛言葉』
みなさん、お久しぶりです!
世界では第二波の影響が騒がれている新型コロナウイルスですが、日本でも未だに安心できない状況が続いていますね。。。
コロナ禍で大切な親戚や友人に会う回数が減ったり、学校や会社に足を運ぶ頻度も減ったりと、今までの生活とは一変した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この「新たな生活様式」とも呼ばれる「会わない」「触れない」「外出しない」生活の中で、私たちの心と体は少しずつストレスを蓄積しているかもしれません。
今回はそんな「新たな生活様式」に順応し、心も体も健やかに過ごせるように!ストレス緩和!幸福感アップ!の『愛言葉』をお伝えします!
『愛言葉』とは
以前このブログで①触れ合うことによって分泌される「オキシトシン」別名「愛情ホルモン」がストレス軽減に大きな効果をもつことや、②痛みを感じている部分を優しく撫でてあげることで脳が痛みを感知しにくくなるなど、「直接触れ合うこと」でストレスを減少させ、痛みを和らげるという効果についてお伝えしてきました。
引用:
①「体の手当と心の手当」
https://uchi-terasu.hatenablog.com/entry/2020/05/13/002325
②「親子のスキンシップが子供のIQを高める!? 〜最高の愛情表現 スキンシップの驚くべき効果〜」
https://uchi-terasu.hatenablog.com/entry/2020/01/13/202027
しかし、積極的に「触れる」ことができない今こそ、私たちには『愛言葉』が必要です!
安心感や幸福感を増加させるオキシトシン(幸せホルモン)の分泌のために、「スキンシップ」が有効だということをお伝えしましたが、実はこの「幸せホルモン分泌」のために意外と知られていない方法があります。
それが愛言葉!すなわち「愛」のある言葉を使うこと。
または思いやりのある「言葉」「行動」をとる、つまりは「人に優しくする」ということです!
今日はその中でも特に幸せホルモン分泌に効果的で、日常的に使いやすい「愛言葉」をお伝えします。
『愛言葉』を合言葉に!
(合言葉:仲間内の信条・目標としていつも掲げる言葉、モットー。)
◎ありがとう
「ありがとう」とは「あるのが難しい」「めったにない事」に対する感謝の言葉です。
普段からたくさん「ありがとう」と言う人もいれば、いざ思い返してみると、なかなか口にしてなかったかもしれない、、、という人もいるのではないでしょうか。
「ありがとう」は心を込めて相手に伝えれば最高の労いの言葉となり、快く「次もまたやってあげたい」という「思いやり」や「優しい行動」に繋がります!
また、「ありがとう」と言葉にすることで、日々の「小さな幸せ」に感謝する心が芽生え、イライラが緩和したり、不思議とポジティブな感情で物事を捉えることができます!
相手にも自分にもプラスになる最高の言葉ですね♡
◎ステキ!カワイイ!カッコいい!感動!
人を褒めることでもオキシトシン(幸せホルモン)を増やすことができると言われています。
また、人を褒めるという観点はもちろん、自分の感情を言葉にして表現するという観点からも意味のある言葉なのです!
ひとつひとつはとてもシンプルな言葉ですが、日常から新しい刺激を見つけ、その時の感動やポジティブな気持ちを抑えることなく解放し、自分が体験した感情をさらに大きく味わうことで幸せホルモンの分泌が期待できます。
何でもないような言葉も「愛言葉」のひとつだと知ると積極的に使ってみたくなりますよね♡
◎幸せ!
わたしは今「あなたのお陰で幸せ」「あなたと一緒に居られて幸せ」という相手に投げかける言葉と同時に、「わたしって何て幸せ者なんだろう!」「今日も幸せ!」など、日ごろから口にするだけで自尊心が満たされ、幸福感が高まると言われているマジックワード!
「幸せ」が口癖な人になりたいですよね♡
◎お疲れ様!ごちそうさま!頑張ったね!無理しないでね!
職場の同僚に対する「お疲れ様」、
レストランに行った時や、いつも食事を作ってくれる家族に一言「ごちそうさま」、
いつも頑張っている人や、大切な人を労う「頑張ったね」「無理しないでね」の一言。
世の中には相手の行動を労う言葉がたくさんあります。
幸せホルモン分泌の鍵は「相手を思いやる気持ち」を言葉や行動に表すこと。
皆さんもその時その時で思いつく「愛言葉」を積極的に使うことで、
自分自身、そして皆さんの周りの大切な人たちを幸せにしてあげてください♡
『愛言葉』を使って、素敵な人生を!
マザーテレサの言葉にもあるように、言葉は私たちの人間性となって現れ、私たちの行動、習慣、人生を左右します。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
言葉は私たちに大きな影響を与えてくれるものであり、人生をプラスにもマイナスにも導きます。ポジティブな言葉は、良い機会や良い人々を引き寄せ、人生をより良いものに導いてくれます。反対にネガティブな言葉は悪影響を与え、望まない現実をも引き寄せます。私たちはポジティブな言葉、愛のある言葉を使えば使うほど人生が素晴らしくなっていきます。
現実を見れば、ネガティブな言葉を吐きたくなる瞬間もたくさんあると思います。
しかし、立ち止まれば途端に去年とは一変した現状に孤独や不安を感じてしまうご時世!そんな今だからこそ未来への希望を見失わないようにしたいですよね!
明るい明日を迎えられるかどうかは皆さん自身の言葉に左右されるかもしれません!
希望ある未来のために、是非今日から積極的に「愛言葉」を使ってみてください♡
女性のキャリアと子育て
女性も働く時代?
日本では現在共働きの家族・夫婦の割合が増大しつつあると言われています。理由は様々、金銭面で夫婦が共働きせざるを得ない場合もありますが、それとは別に、“女性が働くことに対する社会の認識の変化”があります。
私たちの親の世代は少し違ったのではないでしょうか?私の母は専業主婦だったので、私の描く女性(母親像)は、結婚、そして子供ができたら育児、家事を全般にし、夫の仕事を支えるというイメージでした。
一方で今の世代は、女性が働きやすい環境になってきました。男性が外で働き、女性が家事、育児をやるといった性別役割分担意識が薄らぎ、女性も働くという文化が浸透してきた事。男性が育児に関わるといった意識が浸透してきている点を見ても、女性と男性の役割分担が親の世代とは変わってきたとも言えます。
それと同時に女性は結婚、育児等といった理由で男性よりもキャリア選択に影響が出やすいといった面も挙げられます。
“子供を産んでも働き続けたい”という女性の意見、考えを私の友人から聞いた話や私自身の経験を元に以下に綴っていこうと思います。
友人のある一言
これは私がカナダに住む友人と話をしていた時に印象的だった一言です。友人は一児の母で現在は育児を全般にしています。“育児はとても楽しいし、子供の近くにいつもいれるのは嬉しい。しかし、外で働く事はオン、オフの切り替えがあるし、達成する目標、やりがいが育児とは違う”という事でした。
その友人の一言で考えさせられる事が多くありました。女性にとって働く(キャリア)とは何なのか?
私自身結婚して2年になりますが、まだ子供はいません。しかし旦那と将来の計画を立てる際にいつも気にかかっていたのが、“子供を持ったら私のキャリアはどうなるのか?”という事でした。
特に、働くという事に対して意志を強く持っていたので、子供を持った後の私の生活がどう自分のキャリアに影響を与えるのかがいつも不安でした。
いくら“女性が働きやすい環境の時代”とはいえ、結婚し、子供を持つ過程を経る中で働き続けたい意志とは別に育児等の両立などを考え、自分のキャリアを諦めざる負えない女性達も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
私は、“女性の働き続けたい”という意志が傾聴され、尊重されるべきものだと思います。女性は母親として家で担う役割も大きいと思いますが、働く事で得られる“社会に貢献している”というやりがいを持つことも大切だと思うからです。
夫婦での話し合い
中には家で育児に専念したいという方もいらっしゃいますし、それは本当に本人の“何がしたいのか”によるものだと思います。
私の場合、子供を持った後にも働き続きたいという意志があったのにも関わらず、その想いを主人に打ち明けるのに大分時間がかかりました。
どこか心の中で母親としてこうあるべきだという殻に閉じこもり、自分が本当にやりたいという事に対する思いがないがしろになっていた時期がありました。また現実面で、幼稚園、保育園に送る事を考えたら、自分が家にいたほうが良いのではと思う時期がありました。
しかし結婚生活2年目にしてようやく自分が子育て、そして働く(キャリア)二つとも両立したいという意志を主人に伝えることができました。
その理由の一つとして私の主人が私の働きたいという意志を尊重してくれた事にあります。幼稚園、保育園などの出費が気になると伝えても、主人は“私が何をしたいのか”という気持ちを傾聴してくれました。
主人の理解もあってから、自分の本当にやりたいこと(=私にとっては外で働く事)がないがしろになったまま子育てをするのは自分にとっても子供にとっても良くないことだと気付きました。
友人が言っていた一言の様に、外で働く事には育児とはまた違うやりがい、達成感があるという事、可能であれば、どちらか一つに絞るのではなく夫婦の話し合い、協力の元で、二つ同時にやっていけるのが良いと思いました。
終わりに
女性は結婚、子育てといった事でキャリアの選択に制限が男性より多いかもしれません。しかし旦那さんの協力、理解を得ることで子育て後でも自分のやりたいこと、仕事、などを継続していける環境ができたら良いなと思います。
参考資料:https://www.clarity.tokyo/articles/workstyle/00195
本当の自分の心を見つけてあげませんか?
皆さんこんにちわ(✿✪‿✪。)ノ
やっと梅雨が明けたようですね。
雨で熊本が大変な被害にあわれましたね。
一日も早く復興に向かい、被災されている方が早く家に帰れますように。。。☆彡
私は韓国在住で夫は韓国人。日本の災害のニュースを目にするたびに、こちらの人は、日本は台風や地震が頻発する中でよく生活できている。たいしたものだ。とよく言っています。日本にいた頃はわからなかった日本の素晴らしい点が、離れてみてよーくわかります。
発展できるだけの能力をもった凄い国民なんだんなぁと改めて感じます。
さてさて、お題に入りましょう。
私は結婚して韓国に来て8年目になります。娘が二人。
この劇的な変化の中、自分の限界を感じることになります。
何でこうなの?何なんだ!?こんなことがしたい(言いたい)んじゃない!どうしたらいいの?途方に暮れるってこういう事か。。。と
私の場合、独身の時は辛いことや悩みがあっても何とか乗り越えてきたけれど、家庭を持つとそうはいかなくなりました。しかも海外なので余計そうでした。
そこでぶちあったったのが、前にまつこちゃんが書いてくれている「インナーチャイルド」
※参考にどうぞ♡⇊⇊
インナーチャイルドを癒すこと - UCHITERASUのブログ
今まだ途中ですがインナーチャイルドについて学んでいるところで、アウトプットも兼ねて書きたいと思います。
子供のころの未消化の感情、傷ついた心のまま成長がストップしたままの子供の心をインナーチャイルドといいますが、一般的にこういった子供の頃の心の傷を持っていること全般をインナーチャイルドと言っていると思います。
しかし、細かく分けると以下のようになります。
①胎児ごころ→お母さんのお腹の中にいるときの守られている、満たされている完全な不足のない場所を求めるこころ。何もしたくなーい、ずっと寝ていたい~などの感情が湧く原因の一つ。
②赤ちゃんごころ→不快はすぐ取り除いてくれ、何でも世話してもらえる環境の中、お母さんがすぐ来てくれなかったり、ストレスを取り除いてくれなかったりして、こんなに泣いているのになぜだ!!と怒りになる。原初の怒りとも言われています。分かって欲しい、〇〇して欲しいといった感情が湧く原因の一つ。
配偶者に沸くことが多いそうです。
③インナーチャイルド→主に1歳4ケ月以降にできた、勘違い、思い込み、感情。
誰かに同じ事をされて、傷つく人もいれば、別に何にも引っかからない人もいます。
それがまさにインナーチャイルド!
人に何かをされた、言われた、またはそういう事を誰かがされているのを見た、など何かしらの感情が動いたとき、それは自分の中にその種(原因)があるのです。
そういう時って、悲しい、寂しい、切ない、怒り、などの苦しい感情が出ることが多いですね。こういったネガティブと言われる感情はいい気持ちにはならないので感じないように何かでごまかしたりして蓋をしてしまいがちです。
しかし、ネガティブな感情は悪くないんです。いいんです。自分の中にそれがあるのだから、感じてあげてください。ネガティブの感情は抱かないほうがいいからと蓋をしないでください。
特に、俗に言われる長男長女、優等生etcは何重にも蓋をして、心が固まっていることが多くみられるようです。
私もそうだったようで(長女で年子)、最初は分かりませんでした。こういう内容を知っていたので、頭ではこういう感情が出たときは、こういう過去があるんだろうなって考えるんです。でも、感じない。本当にそうなの??と思いました。
少しずつ、出来る範囲内から感情を感じる、一つ一つ拾ってあげる努力をしだして、やっと、「あぁ、私はこう思ってたんだなぁ」って感じられるようになりました。
自分の中の本当の自分の心にやっと目を向けてあげられるようになってきました。
「感情を癒す」と言いますが、それは、まずその感情が湧いたら、どんな感情であっても寄り添い、認めて、共感してあげることです。
この作業がとても重要で、コツコツしていくと必ず開かれてきます。
また、癒す=無くなるわけではないそうです。が、 癒すと問題が大きくならなくなってくるそうです。
感情が癒されると、相手に求めたり、イライラしたりする原因が減るので気にならなくなったりして、相手に振り回されなくなります。結果、良い関係を築いていくことができます。
結婚前に自分のインナーチャイルドに気づいて、ある程度癒しておくとより早く良い関係が築いていけるかもしれませんね。
家庭を持ってから初めて分かる感情もあると思うので、それはそれで、結婚後だから遅かったと思う事はないと思います。
時の時に全てが用意されている。。。
私も今が時だったのだと思います(o^―^o)
私はインナーチャイルドと聞いて、最初は受け止められない嫌な気分でした。
でも、色んな事を学び、感じ、経験していく中で、インナーチャイルドってマイナスなものではなくて、幼い「私」はそんな傷つくような経験をしていたのにここまでよく乗り越えて生きてきたという、素晴らしい子供だったんだと感じるようになりました。
誰でも少なからずインナーチャイルドを持っているといいます。
最高の自分をぜひ見つけて、認めて、大好きになってあげられるといいですよね♡
自分を認めて、好きになって、大切にできて、初めて人を認めて、愛せるようになります♡
コロナに負けない!今だからこそ、「傾聴」をコミュニケーションに取り入れよう
新型コロナウイルスとの闘いが始まり、すでに数カ月が経ちました。
コロナは見えない敵との闘いと言われますが、戦争の苦しみを垣間見る機会にもなり、戦争を生き抜いてこられた先人たち、そして、今もなお、紛争の真っただ中にいる方々の精神力はすごいなと思わされるばかりです。
ソーシャルディスタンスを保つなかで、社会との繋がりは薄れてしまった一面もありますが、逆に人との繋がりの大切さを再認識することができたという声も多く聞きますね。
一方、ステイホーム推奨により家族と過ごす時間が今まで以上に増えるなかで、家族と向き合える良い面もあれば、時には一緒に居過ぎてストレスになることも。。。
コロナで思うように身動きが取れない今だからこそ、自らのコミュニケーション力を見直し、補強してみてはいかがでしょうか?
先日、我がブログチームのはなが国際結婚をした人へのインタビューを記事にしてくれていました。
★見逃した方はこちらをどうぞ★
https://uchi-terasu.hatenablog.com/entry/2020/06/22/113930
そのなかで、国際カップルだろうが、日本人カップルだろうが、大事なことは
「目の前にいる人を尊重して、傾聴し、その人と分かり合うために伝える努力をすること」という極意を教えてくれました。これは夫婦、家族のみならず、わたしたちが接する誰に対しても大事なコミュニケーション力となりますね。
我が家ではコロナにより、四六時中、家族が密に集うことで逃げ場のないストレスが生じてしまうこともありました。特に、ストレスを受けている家族同士の会話のやり取りをみていると、やはり、傾聴しているとは言えない会話のドッジボールをしていましたね(^^;)
学生時代にコーチングを学んでいたこともあり、家族たちの会話を客観的に聞きながら、傾聴の大切さを再認識した筆者ですが、人生の大先輩である両親に今さら伝えても習慣は変えられるものでもないため、当ブログで呟くことにしました。今からでも人生を立て直したい誰かに届けばいいなと。。。
さて、傾聴が大事ってよく聞くけど、実際、「傾聴」って何をすれば良いのでしょうか?
まず、傾聴において大事なポイントはズバリ、「受容」と「共感」です。つまり、相手が話したことや感情をそのまま受け止め、理解してあげること。
相手が話したことに対し、自分の意見を主張せず、まずは聞き手に徹して理解をしてあげましょう。その際、うなずきやあいづちを打ったり、適度に目を合わせるといったことも、相手がリラックスをして話せる環境づくりに効果的です。
聞き手は話の途中では言葉を挟まずに、話が一段落つくのを待ちましょう。聞き手が重要なポイントを繰り返したり、要約をしたりするなど、共感をしながら反応をすることで、話し手は、自分のことを理解をしてくれていると感じる安心感に繋がります。
(ですが、あまりにも繰り返しすぎるのもクドいのでテンポよく話し手の話しに上手く乗れる程度にするのがいいと思います。)
決して、説教をしたり、怒ったりすることは避けてください。その時点で、聞き手との円満な会話は終わってしまいます。お互いに負の感情だけが残ることとなってしまいます。
また、適宜、効果的な質問を投げかけることで、話し手が自分の考えや感情を整理し、気づきや解決策を得るきっかけにもなります。話し手の創造力を最大限、発揮させてあげることが「傾聴」の成功といえるでしょう。
(このレベルまで達する人は傾聴を日々、鍛錬し、生活の中で実践できている達人かもしれません。)
日本人は良くも悪くも、自分の感情を押し殺し、我慢をしてしまう傾向がありますが、自分の感情を放っておくと、結局、いつか爆発をしたり、健全ではないカタチで現れてきたりします。
そうならないためにも、日頃から親子関係や夫婦関係のなかで、その時その時の感情や気持ちを伝えあい、理解してあげることが大切だと思います。
今回は、傾聴の大切さと基本スキルのみ触れました。傾聴をもっと深く知りたい方は、ぜひ本を読んだり、傾聴の詳しい方法を伝授してくれているサイトなど検索されてみるといいと思います!!
最後に、面白い記事を見つけましたので、リンクを貼らせていただきます。かの有名な明石家さんまさんが「傾聴」のズバ抜けた才能を持ち、巧みに実践されているそうです!!
記事を読むと、傾聴に対するモチベーションがアップすると思います(๑>◡<๑)
「明石家さんま」さんに学ぶ、コーチングのテクニック 著者:葛西伸一さん
https://www.itmedia.co.jp/makoto/articles/0906/22/news014.html
皆さんが、コミュニケーション力を見直し、傾聴を実践するきっかけづくりになれば幸いです。今こそ皆で一致団結をして、コロナに打ち勝っていけるよう祈っております。
国際結婚に学ぶ、世界共通の結婚生活の心得
最近では芸能界でも多くのハーフタレントやモデルが現れ、スポーツ界でも国際色豊かなバックグラウンドを持った選手たちが活躍していますよね。
その容姿や能力から憧れを持つ方も多い国際家庭ですが、そこに至るまでの国際恋愛や国際結婚に関しては言葉や文化、物理的な距離や金銭面での障害物が多く、大変そうだというイメージもあるのではないでしょうか。
かくして私も、イギリス人と国際結婚をした一人ですが、類は友を呼ぶという言葉の通り、私の周囲には国際結婚をした日本人の友人、知人が多くいます。
今回はそんな友人たちへのインタビュー内容を基に国際結婚の実情と、そこから学んだ結婚生活の心得をお伝えします。
国際結婚の実情
鎖国が明けて既に166年という月日が経ちましたが、島国で比較的閉ざされた環境にある単一民族の日本では未だに日本人同士の結婚が9割以上を占め、国際結婚の割合はなんと全体の3.3%!まだまだ少数だと言えます。(2015年度の厚生労働省統計)
今回はそんな少数派の皆さんに次の3つのテーマでインタビューを実施しました。
1、国際結婚ならではの苦労
2、国際結婚して良かったと思う点、自分自身が成長したことや学んだこと
3、国際結婚に関わらず共通して言える結婚の良さ
世界共通で言える結婚生活の心得
◆自分と配偶者は違う価値観、違う考えを持った人間であることを念頭に置く
毎年、離婚調査で離婚原因1位に浮上する「性格、価値観の不一致」、確かに結婚して数年しなければ分からないこともあり得ますが、結婚後に起こりえるすれ違いや誤解を防ぐたにも初めから互いの「違い」を理解することが重要です。
他人が共に生活するということは国が違えど、同じ国の人間であろうと、大変なことに違いありません。例え似た趣味を持って惹かれあった二人でも、同じ環境で学び働く関係だったとしても、同じ日本人でも「違う家庭」という「異文化」を持った人間です。相手の生まれ育った環境や価値観を尊重し、違うものを受け入れることで調和を生むことができるでしょう。
◆完璧を求めない
男性にも女性にも、結婚に対する何らかの「理想」や「憧れ」があると思います。
理想や憧れがあってこそ結婚に漕ぎ着けるわけですから、それ自体は決して悪いことではありませんが、それを相手に求めすぎて「要求」するようになれば、互いに苦しい関係になってしまうでしょう。
男女の出会いとは、時に「自分にとってどうプラスになるか」という物差しで見てしまいがちですが、結婚生活とはお互いが「完璧な人間ではない」ということを認め、だからこそ「互いが互いにとって必要な存在」であることを知り、一緒に成長していこうと「補い合い、支え合う関係」が必要とされます。
相手の不足な面に気づいたときにどうやって「変えさせるか」「要求するか」という考えに陥りやすいですが、少し視点を変えて「どうやって補い合えるか」を考えて相手を思いやることができれば少しずつ理想のカップルに近づいていけるかもしれません。
◆互いに依存しない健康的な夫婦関係を続けるためにも、「自立」が必要
先に述べたように、人生のパートナーとして夫婦間での協力、支え合いは必要不可欠ですよね。互いの不足な部分を補い合えれば、それは素晴らしい夫婦の形だと思います。
しかし、あまりにも互いだけを見つめて、二人だけの世界で生き続けると、互いに重荷になったり、極端な言い方をすれば共依存関係になりかねません。
国際カップルのみに関わらず、家庭内以外での人間関係や、熱中できる趣味、仕事、生きがいなど、「社会的アイデンティティ」を持つことで、精神的に自立し、鬱やストレスの症状を和らげ、夫婦間での話題も増え、マンネリを防ぎ、夫婦関係がより良好になるでしょう!
インナーチャイルドを癒すこと
皆さんインナーチャイルドという言葉をご存じでしょうか?
日本語の直訳だと”内なる子供”と訳されますが、本来の意味としては子供の頃の記憶や感情(主にネガティブな記憶とそれに伴う感情を消化できなかった自分が大人になった自分の中にいる状態で知られています。
一方でインナーチャイルドとは別に、アダルトチルドレンという言葉もあります。アダルトチルドレンは幼少期に安心できない環境下(例:アルコール依存症の親の元)に置かれて、子供らしくいられず、そのまま大人になってしまった人を意味します。
一見、インナーチャイルドとアダルトチルドレンを同じものの様に捉えがちですが、ここでは、インナーチャイルドをアダルトチルドレンを形成する要因の一つであると理解して頂きたいと思います。
幼少期の記憶と消化できなかった感情とは
皆さん、自分の幼少期の記憶等を思い出すことがありますか?忙しい日々の中なので意識しないと思い出す事など無いかもしれませんが。
私的な話になりますが、私はつい先月までオンライン上でできるヒーリングのコースを取っていました。そこで初めてインナーチャイルドという言葉を耳にしました。
聞き覚えのない言葉だったので少し理解するのに時間がかかりましたが、要するに
幼少期に培われたトラウマみたいなものです。
大人になってくると大体自分の行動パターン、物事の捉え方、性格、など分かってくると思いますが、自分のインナーチャイルド(幼少期のトラウマ)に気付く良い方法としては、自分の行動パターン、物事の捉え方、性格を見てみると良いかもしれません。
自尊心に特化したヒーリングのコースを行っている際に、私の”自己評価が低い”と認識しました。今までの自分の人生を振り返って見ると、第三者から見ると十分に物事を成しているのに、当の本人は自分の成果に気付かないことが多々あったので、自分が俗にいう”自信が無い”人ということは気付いていました。
幼少期の記憶を辿ってみると、やはり一番近くにいた両親の影響を受けていたことが分かります。私は母とは仲が良いですが、あまり褒められて育ったとう記憶がありません。
例えば学校のテストで良い点数を取ったとしても、母の反応がいまいちだったりすると、子供としては少し悲しいですよね。
承認欲求(他人に認められたい思い)が幼少期の親との関係によって培われるというのも耳にしますし、幼少期に親によって自分が十分であると認識できるか否かが大人になった自分の自己評価にもつながるのだと思います。
インナーチャイルドが大人になった自分に与える影響
幼少期の何らかの出来事、親との関係などによって負ったトラウマを抱えたまま大人になった場合どのような影響があるでしょうか?
”自己評価が低い自分”、”子供の頃にもっと褒められたかった自分”とその感情(承認欲求)を負ったまま大人になった私と主人との関係を見てみても気付くことがあります。
大人とは言っても、子供の頃に褒められたかった思いをパートナーに対して無意識に
求めてしまう事があります。
しかし、もし自分のパートナーが自分の求めている様な対応をしてくれなかった場合、
満たされない思いが募るばかりです。
パートナーは自分のご機嫌を取ってくれる人ではなく、お互いが自立し合った上で、自分と共に人生を歩んでいく人だと思います。
お互いを支え合うことができるとしても、自分の”自己評価の低さ”であったりを満たせるのはパートナーではなく、自分自身であるのだと思います。
インナーチャイルドを癒すこととは
幼少期のトラウマは人によってレベルが違うと思いますし、深刻な人は専門家の助けが必要な場合もあると思います。
私の場合はオンライン上で行えるヒーリングを通して自分自身のインナーチャイルドと向き合うことで、自分の考え方のパターン等、無意識に行っていた自己評価の低さに気付くことができました。
自分の課題に気付いた後のステップは意識的に考え方をプラスの方向に持っていくことだと思っています。
要は自分の心の持ち様な訳ですが、頭では分かっていても、ポジティブになることが難しかったり、過去のトラウマを中々消化しきれない場合もあると思います。
忙しい日々の中で自分に割ける時間も限られる方がほとんどだと思いますし、自分の傷口(トラウマ)が深く、治癒するのに時間がかかる場合、自分自身にせっかちになる時もあるかもしれません。
一生かかっても良いぐらいのゆったりとした心構え、自分の心に甘えられる環境を作っていくとそれだけでも自分自身にとって大きな力になると思います。
幼少期に囚われたトラウマというと、自分の両親を責めがちですが。私の親も、できる限りをして私を育ててくれたと思うので、そこに誰が悪い良いは存在しないと思います。
大人になった私自身が、自分の中にいるトラウマを負った子供(インナーチャイルド)と向き合って行くことが必要なのだと思います。
最後に、子供の頃に消化できなかった感情に向き合っていくことは、今後自分のパートナー、自分の子供との関係、そしてキャリア、日々の生活の向上に繋がると思います。
参考資料::https://biz-shinri.com/inner-child-922
体の手当てと心の手当て
昔から怪我の処置をすることを〝手当て〟といいますが、実際に痛い部分に手を当てることからこの言葉が生まれたと言われています。日本では医療の中心が西洋医学となり、手を当てる治療の根拠が見出せなくなると、医療の世界から〝手当て〟があまり見られなくなりました。しかし家庭の中では変わらずに〝手当て〟が行われる場面を見ます。
私がこれまでに学んだ知識で〝手当て〟が本当に体の治療になることを知り、医療現場や青年教育の経験から〝手当て〟が心の治癒にも役立つことを知りました。今日はそんなお話をしていきたいと思います。
以前、JEONGさんが親子のスキンシップについての記事を書いて下さいましたが、今回は医療現場と人間関係におけるスキンシップ効果についての内容になります。人の痛みが分かる人はその分人に優しくできるといいますが、痛みを和らげる方法を知って人間関係を深めるきっかけにしてくだされば幸いです。
体にもたらされる〝手当て〟の効果
小さい頃、お腹が痛くなるとお母さんが私のお腹に手を当てて「の」の字を描いてくれました。足を柱にぶつけて「痛いー」と泣いていると、痛い足を撫でながら「痛いの痛いのあっちのお山に飛んでいけ〜」と痛みの素をどこかに投げてくれました。子どもながらに痛みが和らぐのを不思議に思いましたが、大人になるとあれは子どもだましのおまじないのようなものだろうと思うようになりました。
大学の授業でのこと、痛みと神経伝達の話の中で家庭的〝手当て〟である「痛いの飛んでけ」には科学的根拠があることを知りました。それはGate Control Theoryという理論です。
Gate Control Theory
痛覚の強度は、侵害情報を中枢へ伝達する細胞(T細胞)への興奮性入力と抑制性入力のバランスによって決定する。T細胞は脊髄後角の膠様質(SG)を介し、小径のC線維とAδ侵害受容求心性線維から興奮性入力を受け取り、大径のAβ非侵害受容知覚求心性線維から抑制性入力を受け取る。 閾値の低い非侵害受容知覚求心性線維の活動亢進はT細胞のシナプス前抑制を起こし、それにより大脳皮質へのゲートを効果的に閉鎖し、痛覚を軽減する。
いきなり難しい医療用語を並べて失礼しました(^^;
簡単に説明すると、痛みの情報を伝える神経と皮膚を軽く触る・軽く圧迫する・軽く振動させるという刺激の情報を伝える神経が相反する働きをしているということです。つまり内臓の炎症や怪我をしたことで痛みを感じていても、体の表面を優しく撫でてもらうことで痛みの情報が抑制されて痛みを脳が感知しにくくなるということなのです。この理論が提唱されたのが1965年。おそらく巷でお母さんが子どもに「痛いの痛いの飛んでけ〜」とやっていたのはそれより前からだと思いますので、そう考えると、家庭の医学の偉大さを感じますよね。そして、親子に限らず痛みを感じている部分を優しく撫でてあげることが本当の〝手当て〟になることが科学的に立証されているのです。
心の痛みに対する〝手当て〟
医療の現場では、身体的な病気に伴う精神的な苦痛に悩まされている人が多くいらっしゃいます。身体的な病気によって精神疾患を発症してしまう方もいるくらいです。また、現代社会の多くのストレスや育児放棄・虐待などによって、精神的な痛みを抱える方も多くいらっしゃいます。心の痛みにも〝手当て〟は効果があります。
実際に私が経験した2つの出来事を紹介します。
まずは私自身のこと。私は胃カメラ検査がとても苦手です。年齢的に健康診断で胃カメラ検査が行われるようになり、毎年とても憂鬱になります。直前までなるべく考えないように他のことで気を紛らわしたりするのですが、いつも検査の時間になると身体が硬直して指先足先が冷えてくるのがわかります。それは3年前の胃カメラ検査の時、いつものように検査台に横になるときには身体が硬直し手足が冷えていましたが、その様子を見ていた看護師さんがカメラを飲み込む瞬間に絶妙なタイミングで優しく背中を撫でてくれたのです。毎年検査後には身体の硬直がしばらくなくならないのに、その時は検査中も自分の身体の力が抜けて手足の温かさが戻ってくるのを感じた程、全く違うのです。とても不思議でした。
もう1つの経験はヒステリー症候群という精神疾患の方を担当した時のものです。ヒステリー症候群とは心的ストレスにより身体的な障害が生じる病気で、脳に異常はないのに脳障害のような症状が出たり、神経に異常はないのに足が動かなくなってしまったりするのです。他にも微熱が続いてしまったり頭痛が続いてしまうようなこともあります。原因をはっきりさせるのが難しい病気の1つです。私の担当していた患者さんは心的ストレスで歩くことができなくなっていました。足が本当にむくみ、少し触れるだけで痛みが伴い、本当に心的ストレスが原因なのかと思ってしまうほど身体が辛そうでした。数週間後、その患者さんは何事もなかったかのように歩けるようになって退院しました。立てるようになったきっかけは、夜泣いていた時に看護師さんが何も言わずにただただ手を握り背中を撫でてくれていたことでした。翌日から足のむくみが改善し痛みもなくなり立てるようになっていました。
青年教育の場でも、ただ話を聞いているより手を撫でたり肩を触ったり背中を撫でてあげたりする方が素直な言葉で話せるようになることが多くあります。
様々な経験から、〝手当て〟は心の痛みにも効果があることを実感しています。
今日は直接身体に触れる〝手当て〟について綴ってみましたが、昨今は感染予防の観点からソーシャルディスタンスを保つことが相手を守ることになると叫ばれており、直接身体に手を触れることを避ける傾向にありますよね。人間には心と体があり、それらがお互いに影響し合うもの。物理的な距離を取ることが人間の心やこの社会にどんな影響を及ぼすか心配です。物理的な距離は遠ざけても、心の距離は遠ざけずにいたいものですね。
最近の研究から家族と電話で会話するだけでも人の脳では幸せホルモンが放出されることが分かってきました。家族と離れて暮らす人も家族と同居されている方も、電話や手紙などで自分の心や家族の心を〝手当て〟してみて欲しいなと思います。今後の世界情勢やこの国の行く末が少しでも明るいものになって欲しいと願うばかりです。