社会は「愛」で溢れてる
愛って何なのだろう。。。
小さい頃からこのことをよく考えていました。
社会を知るために、ニュースを見ないといけないとよく言われてきましたが、ニュースを見ると悲しい事件ばかりで、心が沈み、社会に対するマイナスな偏見が芽生えそうになります。。。
しかし、自分の殻を破って外に出てみると、日本の美や人の温かさに触れることが多くありました!!!
今日は私が感じてきた愛の輪について綴りたいと思います。
実は、私は20歳の頃、人に対する恐怖心が芽生えてしまった時期がありました。
ですが、外に出ないと更に悪化しそうだったので、常に人に接するように心がけてきました。
多くの人との出会いの中で、それぞれの悩みや人生話に耳を傾けると、共感を覚え、悩んでいるのは自分だけではないと思えました。
そして、こんなに人って温かかったのかと感じ、人の役に立つことができるようになりたいと思ったのでした。
息子の誕生によって、愛が深まる
それから10年が経ち、令和元年の今年に息子が誕生しましたが、私たち家族に大きな喜びを与えてくれたのでした。
私自身は紆余曲折の人生の中で、生きるのが辛く、自分が生まれてきたことに心から感謝できずにいました。
それが今では息子に「生まれてきてくれてありがとう。」という想いが湧いてくるたびに、生きていて良かったと感じるのです。
息子の誕生は私の父にも大きな変化をもたらしてくれました。
父にとって6人目の孫ではありますが、産まれたその日から成長を見届ける孫は初めてだったので、祖父としての無条件の愛が流れるそうで、気性が激しかった父がびっくりするほど穏やかになりました。
そして、私が息子を可愛がる様子を見ながら、自分もこうやって親が大事に育ててくれたのだと、しみじみと感じるようです。
子育てを通して人は成長するし、愛も深まっていくのだなと私や家族を通して実感します。
子育てを支えてくれる地域のネットワーク
息子を連れて外を歩いていると、多くの人が声かけや手助けをしてくれます。
「この子は宝だから、しっかり育ててね。」と言われたり、子育て経験を語って下さることも多々あります。
息子が泣きやまずに困っていると、「赤ちゃんは泣いて育っていくものだから、周りを気にしなくて大丈夫。泣き止むまで一緒に居てあげようか?」と声をかけてきて下さる方も居て、私が号泣しそうになりました。
育児が孤立しがちな現代社会。昔ながらの地域の繋がりは、無くなっているように感じますが、実はまだまだあるんですね!!
自分が少し心を開いていけば、見えてくる世界観と感じる人の温もりが違ってくるなと思います。
昔から続いてきたこのような繋がりはとても貴重ですし、愛の輪がもっと広まっていったらいいなと思います!!!
社会は愛の輪で繋がっている!!
最後にもう一つ、最近、私が愛の輪を感じた出来事があります。
先日、児童養護施設のチャリティコンサートでボランティアスタッフをしてきました。
様々な事情を抱え施設で生きていかざるを得えない子どもたち。
高校生になると学業と並行し、自立に向けたアルバイトを始め、将来の人生設計を立てていくそうです。誰かに恨みをぶつけることができない境遇の中で、一生懸命に生きている姿に心を打たれました。
そして、コンサートの参加者には彼らを支援する方々も多くいらっしゃいました。
なかには、里親として2人の子どもを預かったことがあるという方もいらっしゃり、頭が上がらない想いでした。
コンサートのゲスト演奏者のおひとりは児童養護施設で育ってきたそうですが、「自分を支えてくれた方々のおかげで、自分は生きてくることができ、今、こうして居ることができるので、感謝をしたい。」と語っていらっしゃいました。
このように愛の輪の中で社会がまわり、人は支え合いながら生きているのだなと感じた出来事でした。
誰でも生まれてきた環境や人生の中で選択できないことはたくさんありますが、人と人との繋がりの中で、愛を感じることができれば、より前向きに生きていけるエネルギーになると思います。
この美しい愛の輪を途絶えさせぬよう、私自身も愛の輪を広め、繋いでいく肝っ玉母ちゃんを目指したい!!!と思う、今日このごろです。