UCHITERASUのブログ

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子どもを守る性教育-小学校低学年までに学ぼう-

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子どもを守りたい!

 

子どもたちを守りたい!それが保護者、教師の気持ちですよね?

子どもたちを守るために必要なものの一つが性教育です。

私は教師になるものとして性教育の大切さについて考えてみました!

 

小学生の頃、性教育を学んだことはありますか?

私は学んだことがありません。小学生で学ばなかったので、子どもを産むために性行為をするということは中学生で初めて知った事実です。

 

実際に日本の性教育の現状はどうでしょうか?日本では「雨降り保健」というものがあり、晴れたら体育、雨がふったら保健という学校が多いのが現状です。

保健といってもほとんど性教育の内容には触れられておらず、生活習慣病や薬物などが及ぼす影響などの内容がほとんどです。

もちろんそのような内容も大切ではありますが、自分の子ども、また、自分の学級の子どもたちを守るためにきちんとした性教育を教えていく必要があります。

 

 では、なぜきちんとした性教育を学ばなければならないのでしょうか?

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1、体と心の変化

小学校高学年になると、男女ともに第2次成長期が起こる時期です。

この時期は、男女ともに心と体が大きく変化し、男の子は精通、女の子は初潮を迎え、体の変化に戸惑いや不安を抱くことが多いです。

そのような時期を迎える前に、あらかじめ知っていれば戸惑いや不安というものが少しでも和らぐのではないでしょうか。

成長の早い女の子は、4年生で生理がある子もいますし、高校生になっても生理がなく不安になる子もいます。

全般に成長の遅い男の子は中学生になるまで声変わりがない子もいて、成長の速度はさまざまです。

こうした違いは、からかいやいじめの対象になりかねません

自分も友達も大切にできる環境、いじめやからかいのない環境を作るためにも、小学校低学年までには正しい知識を教えておくことはとても大切なことです。

 

変化には個人差があるものの、怖いことではなく、だれにでも起こることなのだと伝えること保護者や教師にとってとても大切なことです。

 

2、小学生を狙った性犯罪に巻き込まれる可能性

2014年知的障害の子どもが性被害を受けても気づかなかったという事態が起こった事件がありました。小学生を狙った性犯罪が年々増えているのも事実です。

こうしたときに、自分が受けたことが当たり前なことではないことを理解するために性教育というのは、なくてはならないことなのです。

現在の世の中では、女の子はもちろんのこと男の子の被害もあるのが現状です。ですので、男女ともに教えておくべき内容なのです。

最近ではスマートフォンを持つ子どもが増え、トラブルやリスクが高まっています

そのため、子どもに接触してくる大人が増加し、結果として性犯罪に巻き込まれてしまうということも起こっています。

 

そもそも、早めがいいと言っても、いつ教えたらいいか分からない…と思う人が多いと思います。

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一つの目安として、子どもが聞いてきた時です。

それが性について教える“”だと思います。その時にきちんと教えてあげてください。

しかしながら、聞いてこない子もいると思います。

その時は、小学校低学年までには大人のほうから教えて下さい。

親、教師が子どものことを聞いてあげるには、関係がとても大切です。

関係づくりも意識していきましょう。くれぐれも恥ずかしがったり、冷やかしたり、怒ったりせず、子どもの気持ちを受け止めてあげてください。

小学生には難しい話題はなるべく優しい言葉で説明し、恐怖感・嫌悪感を植え付けないような配慮も必要です。そのために、マンガや絵本の読み聞かせも効果的です。

 

それでは、教えておくべき性教育とはどのようなものでしょうか?

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小学校低学年までに教えておきたい性教育についての知識は、精通、初潮だけでなく、性行為そのものはもちろんのこと、他にも体に触ること触られることの意味についてです。

自分の体はとても大事で、たとえ親であっても触られて嫌な場合は嫌と言うこと、胸やお尻、性器など人前で隠す部分は簡単に人に触らせたり、触ったりしてはいけないことについて、小学校低学年のうちに教えておくことは重要です。

実際に触られたり、事件となるようなことが起こると声が出せなくなることがほとんどです。声を出せるようにするために声出しの練習をお勧めします。

性行為は愛情表現であり、結婚後まで純潔を守り、自分の体を大事に守ることが大切だということをしっかり伝えてください。

インターネットで性的な、間違った情報が簡単に手に入る時代だからこそ、きちんとした正しい性教育が必要なのです。

自分の子ども、学級の子どもたちのために私たちは何ができるのか考えていかなければなりません。

正しい性教育を子どもたちに教え、子どもたちを守ることこそが保護者、教師が担う役割ではないでしょうか。

 

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ー参考資料ー 

親子で読む&子どもに読んでほしい性教育本・絵本↓

◯ママクリエイター × 専門家でつくる今すぐ家庭でできる性教育サイト

https://meiiku.com/bookreview/

◯日本の性教育は時代遅れ、ユネスコは小学生に性交のリスク教育推奨

https://ascii.jp/elem/000/001/630/1630534/amp/

◯小学生に性教育って必要?どう教えればいいの?|NEWS ポストセブン

https://www.news-postseven.com/archives/20181023_787522.html

◯小4の「保健」で何を習う?家庭でやるべき「性教育」とは|ママノート

https://mamanote.jp/news/8620

◯わが国の性教育の現状と課題-日本性教育協会

https://www.jase.faje.or.jp/