UCHITERASUのブログ

UCHITERASUは内×家(私自身の内面を磨く×明るく幸せな家庭をつくる×周りを明るく照らせる人になる)という意味を合わせ持って、恋愛や結婚・家庭に関する情報を発信しています!

性の先進国スウェーデンから学ぶ、90歳になってもお熱い⁉愛の営み

 

f:id:uchi-terasu:20190930162250p:plain

幾つになってもラブラブな夫婦でいたい・・・‼

 

人間だれしも、心から愛し尊敬する人と出会って、愛の営みにおいても芸術的に愛しあいたいと思っているはずです。そんな理想とは裏腹に、現実は歳を取るにつれてセックスレスになり、なんとそこから不倫してしまうケースも・・・。

 

今日はそんな中、性の先進国とも呼ばれるスウェーデンから、夫婦円満の秘訣』90歳になってもお熱い愛の営みの秘訣について見ていきましょう!

 

f:id:uchi-terasu:20190930162255j:plain

セックスは相手を尊重するもの

イエテボリ大学のニルス・ベックマン氏の論文によれば、スウェーデンの70代男女は「現役」で性生活を楽しんでいるそうです。「スウェーデンの70代男性は'70年代には47%に対し現在66%が積極的な性生活を経験しています。同世代の女性も'70年代には12%だった割合が36%と、3倍近く増加しています。性生活を楽しんでいるのは、70代だけではありません。90代男性の26・7%、女性の4・7%が性的な興奮や情熱といった感情を維持していることもわかりました」いくつになってもセックスをするために必要なものは何か。スウェーデン人は口を揃えて「相手への敬意」だと言います。

 

【実際の声】

「私の両親も66歳だけど、週に何回もセックスしているわよ。白髪になってもセックスする。これがスウェーデンのスタンダードなのよ。日本の女性は結婚すると家政婦のようになり、子供ができたらセックスレスになってしまうのが理解できない。夫婦であってもお互いのプライベートな時間は尊重し、その上で二人の時間はきちんと取る。そうすれば良好な夫婦関係は長く続くし、相手への敬意と愛情があれば、セックスをする気持ちにもなるのよ」セルマ・ビョルケルさん(仮名・36歳) 

出典:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/46770

 

上の資料から見ても、スウェーデンでは高齢になっても愛の営みが行われいるのがわかると思います。

 

一方、日本ではここ10年余りでセックスレスの割合が約2倍に増加。

そして夫婦間のセックス平均時間は3割が10分以下という調査結果も出ています。

 

f:id:uchi-terasu:20190930162259j:plain

女性がセックスに求めるのは欲望より愛情

 

上の図を見てもわかるように、女性は『セックスがコミュニケーション』という建前はほぼ9割ですが、『セックスは快楽』という本音になると7割前後に減少します。男性はコミュニケーションも快楽も共に9割以上。妻にとってセックスが快楽になりきれていないのです。精神的に満たされたいのに、夫側は肉体的な快楽へのこだわりが強い。このギャップが妻たちのセックスへの関心を奪っているのでしょう。日本のセックスレスの大きな原因として、セックスに愛情を求める妻と、自分の欲望を満たすだけの夫。愛されたいのに、セックスで愛情を感じられない「ねじれ」拍車をかけていたのがわかります。

出典:https://mi-mollet.com/articles/-/17010

 

 

このことからも、お互いに思っていることをしっかりと伝えあう夫婦間のコミュニケーションの大切さを感じることができると思います。

 

『慎ましさ』を美徳とする日本では、セックスの話しをするとなると何か『恥ずかしい』『いやらしい』と思ってしまい、なかなか夫に話したり誰かに相談するのは勇気がいりますよね。

 

では、どうしてスウェーデン人は比較的に性に対して開放的なのでしょうか?

 

 

6歳から始まるスウェーデン性教育

f:id:uchi-terasu:20190930201200j:plain


スウェーデンの女性友達の間では、自身の内容や、パートナーにどうしてほしいのか、嫌なことをされたらはっきりと断ることができます。日本にくらべセックスを恥ずかしい物と思わない「開放性」こそが、充実したスウェーデンセックスの根本にあるようです。どうしてこんなにもスウェーデンでは開放的になったのか? 大きな要因のひとつがであると 東京学芸大学の研究員の中澤智惠氏が言います。      

 

スウェーデンでは7歳から性教育が始まり、その段階でセックスの話も聞いているようで、子供たちは赤ん坊がどこから出てくるかも知っています。その後も、セックスは『愛する人と行う大切な行為』『楽しいもの』と教えられます」こうした教育の結果、スウェーデンではセックスを「汚い」「いやらしい」とする感覚が少なく、むしろ「ポジティブなもの」と考える人が多いという。スウェーデンでは、親子の間でセックスについて話すことも多い。また、彼らのセックスは決して軽々しく、浮ついたものではない。きちんと「愛のあるセックス」をしている。その証拠に、前出の英デュレックス社の「浮気率ランキング」によれば、スウェーデンはいつも圏外に位置しているそうです。

 

この内容を見ながらも、『性』はいやらしいものではない、そういった教育の価値感の上で夫婦が心と体で同意して一つになった愛のあるセックスをすることが、年をとっても幸せの秘訣ではないのかなと思いました。

 

f:id:uchi-terasu:20191001104501j:plain

 

実際、私の家族も『性』においては良い意味で開放的な方だったと思います(笑)

私は、両親の仲がとてもよく、いつも一緒にお風呂に入り、母は父の腕枕で寝ていました。滅多に喧嘩する姿も見せず、行ってきますと帰ってきた後にはいつもキスをしていました。よくやるな~!(笑)と思いながらも、なんだかんだそんな両親の間に割り込むのが私はとても好きでした。

 

両親が出会うまでのなれそめの話しや二人のずっと仲の良い姿をみながら、私もこんな夫婦、親になりたいと思ったし、いつも母が「あなたも、運命の人と思う人に出会うまで大事にとっておくと私とお父さんのように出会ったときに本当に愛の喜びが違うわよ。」と言っていました。

 

思春期の時に、恋愛漫画なども好きで沢山読んでいましたが、隣で母が『現実そんなに甘いものじゃないわよ。アダルトビデオの人とかは気持ちよさそうに見せてるけど、やっぱり本当に好きな気持ちがないと虚しいものよ・・・。』と夢見る娘に現実を教えてくれました(笑)

 

また、おじいちゃんおばあちゃんも人生経験豊富で、酸いも甘いも知っているからこそ『変な男に軽々と引っかかんじゃないぞ!』といつも言われてました。そういった意味では『愛』や『性』においては家族皆でよく話し合っていた気がします。こんな話しを聞きながら、性は本当に美しく素敵なものだけど、自分の欲望のまま軽々しく扱って良いものではないのだなと悟りました。

 

『性』や『セックス』について、確かに周りの文化からみたら『いやらしいもの』や、なにか『いけないもの』のように感じますが、夫婦間においてはスウェーデンのように何歳になっても熱くラブラブな夫婦でありたいし、とても美しいものなのではないかと思います。

 

また、やみくもに誰にでも求めるものではないですが、そういった『性』に対するポジティブな価値観が、夫婦間でもっと深くお互いに話し合ってそして一つになれる鍵なのではないかと思います。

 

f:id:uchi-terasu:20191210022032j:plain